昔ながらの
手作りは
時間がかかります。
手間がかかります。
たくさんできません。
でも、だからこそ美味しい。
小豆島はそんな素材に
恵まれています。
蒲さん(波花堂)は、小豆島の海沿いに建てられた塩小屋にて、島の海水を使い、昔ながらの釜焚き製法で手作りの塩をつくっています。
いくつもの縁によって生まれた「御塩」は素材になじみやすく、まろやかな甘味としっかりした旨味があり、味わい深い小さめの粒型に焚き上がっています。御塩は名脇役。主張しながらも、素材の旨味をぐんと引き出します。
素麺とともに、小豆島の伝統産業である「醤油」。
キンダイ醤油は、島人らしく、四代続く昔ながらの醤油造りを心がける一方で、変えるべきところは変えていく精神も持ち合わせています。
蔵付き酵母と、寒霞渓が作り出す暖かい風。まさに小豆島の自然が生み出した醤油は、スッキリとした香りと味わいが特長で、雑味がなく、ストレートに旨味を感じることができます。
小豆島で親子三代で稲作から始める麹作り・お味噌作りをする森さん。
森さんは、日本屈指の名勝地である寒霞渓の石清水を使い作ったお米で麹(こうじ)を作っています。歴史ある煉瓦室で昔ながらの室蓋(むろぶた)と薦(こも)を使用して手作りで作った米麹からできた日本古来の伝統味噌です。
まろやかな甘味と塩味、絶妙な深みと豊潤な味わいはどこにも真似出来ない、正に生きた味噌と言えます。