製造工程

小豆島の職人の手造り手延べめん

小豆島手延べめんは、江戸時代の慶長三年にお伊勢参り帰りに三輪(奈良県)に立ち寄った島民が
その製造技術を学び持ち帰り広めたと言われています。
手延べめん作りは、冬の農閑期に家族規模で製造できる為に小豆島の農家に広まりました。
厳選された国産小麦と、水と、塩と、油だけのシンプルな素材を活かすのは、
小豆島の気候風土と四百年続く職人の技です。
二日間にわたり何度も熟成を重ね、引きのばし縒りをかけコシを強くした手延べめんは、
多加水仕込みの為、モチモチ感も際立って良く、麺肌が滑らかに仕上がっています。
これが小豆島手延べめんの艶、コシ、旨味とのど越しの良さの秘密なのです。

1 おで作業 2 板切り作業 3 油返し 4 細目作業
5 中より・小より作業 6 掛巻作業 7 小引き作業 8 門干作業