

そもそも手延べ式うどんと手打ち式うどんは何が違うのですか?よく聞かれる質問です。
簡単に言うと、生地をこねてたたんで切って仕上げるのか、生地に縒りをかけてのばして仕上げるのかの違いがあります。仕上げの違いにより手打ち式は角のある麺に、手延べ式はのびのび丸みのある麺になります。手延べそうめんが太くなったうどんと言えば分かりやすいかと思います。
ある日、小豆島に移住してきた方からこんな言葉を聞きました。「小豆島手延べうどんを食べて、その艶、コシ、旨味と喉越しに魅了されました。正直、こんなに美味しいうどんは食べたことがないと思いました。小豆島手延べそうめんは「日本三大そうめん」として知られていないのはもったいないなと思います。」
なるほど、言われてみるとその通りです。
ちょうどその頃、「さぬきの夢」といううどん小麦と試作した麺が期待以上の出来だったこともあり、小豆島手延べうどんの美味しさを、もっと多くの人々に伝えたいと思うようになりました。